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「千と千尋の神隠し」のモデルの宿 四万温泉「積善館」に宿泊 1日目 果たして「湯婆婆」はいたのでしょうか

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【「千と千尋の神隠し」のモデルの宿 四万温泉「積善館」】

 ソロでソト遊び、ソロキャンプ歴4年、通算キャンプ歴20年以上の、ソロソトキャンプ管理人のサトシンです。このブログはソロキャンプと旅や街歩きなどを発信していきたく開設しました。

ソロキャンパーとしては初心者ですが、少しでも管理人の経験が皆さんのお役に立てれば幸いです。

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まったくソロキャンプに行かれない管理人ですが、昨年に予約していたソロ旅で

「千と千尋の神隠し」のモデルと言われる四万温泉の「積善館」

に1泊2日で宿泊して来ました。

今年初頭からの緊急事態宣言で行かれないかも、と思っていましたが、解除となりましたので、感染防止に気をつけながら行って来ました。

以下は積善館の紹介記事です。

『目次』

四万温泉「積善館」

直通バスにて出発

【東京駅八重洲通りの長距離バス乗り場から10:40発の四万温泉行きに乗ります。バス停の前がセブンイレブンなのでおやつと水を調達】

【バスは関越交通。平日なので乗客は6名のみ。三密にはなりません、しかもマスク着用で誰もしゃべらないし(笑)】

【関越道上里SAにて30分休憩タイム。パンを買って補給します。姫豚って??ですが、限定品に弱いのでとりあえず・・・。味は特に姫ってもなく!?普通のメンチカツサンドでした】
四万温泉「積善館」到着

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【14:30、四万温泉に到着です。バス停から「積善館」までは3分程度。この橋は「慶雲橋(けいうんばし)」、如何にも「千と千尋の神隠し」っぽいですね】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【1694年、元禄時代からの由緒です。何と327年前ですから大変なものです】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【新湯川(あらゆがわ)沿いに建つ積善館。左に見えるのが「元禄の湯」。「お食事処積善や」を結ぶ渡り廊下も雰囲気抜群ですが現在は通行不可のようでした】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【積善館本館入口。積善館は山肌に沿って増改築されていったので、階数でいうと8階建てですが、こちら側からはまったく見えません。裏の山側に「佳松亭(かしょうてい)積善館」入口があります】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【えっちらおっちら林道を登った先に佳松亭積善館の入口。こちら側から見ると豪華旅館のたたずまい。実際に中も豪華ですが、もちろん宿泊料も豪華になります。最高は1名5万円超え。(写真は2日目の撮影)】
積善館「元禄の湯」

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【本館受付でチェックイン。やはり泊まるならば歴史を感じるこちらが大本命ですね。しかも格安、1泊2食付きで7,700円〜!!。もちろん格安の湯治客用の部屋に泊まります】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【受付のすぐ隣りが「元禄の湯」国の登録有形文化財。手前に飲泉用の蛇口もあります】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館 元禄の湯

【元禄の湯入口。戸を開けるといきなり風呂場丸見え。脱衣場との仕切りがなく完全に一体化していますので、ちょっと面食らいます】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【大正ロマン溢れる(?!)昭和5年築の元禄の湯。風呂内は撮影禁止ですので『積善館HPより』拝借。湯治宿らしくのんびり浸かれるお湯の温度は多少ぬるめ。誰もいなかったので、全ての浴槽に順番に入ってみましたが、温度差はほとんどありません。

蒸し風呂もあります。右側中央の半丸のドアの中にかがんで入り、タイル貼りの長椅子に寝ころがるスタイルですが、超狭くて圧迫感がハンパないので遠慮しました】

【本館から続く壱番館の102号室、湯治客用シングル部屋、何と源泉を使った床暖房で部屋もキレイ。炊事場と洗面とトイレは廊下にてですが、普段はソロキャンプでテント泊なので、それと比べたら極楽です(笑)】
迷路

受付で館内の見取図をもらいましたが、『迷路』のようで探検のし甲斐があります。

本館、壱番館、山荘、佳松亭の4館がそれぞれ渡り廊下で結ばれている造りです。

ブログ掲載OKの許可をもらっていますので『積善館HPより』館内見取り図を貼っておきますがこれを見ても本当に『迷路』です(笑)

『積善館見取図』

館内の写真を数枚貼っておきますので、迷路具合と雰囲気をお楽しみ下さい。

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【本館入口も雰囲気抜群。ここが迷路への入口。館内を案内してくれる歴史ツアーもありますが、月、水、金、土曜日限定で予約制。当日は火曜日だったので、残念、参加できませんでした】

【本館2階の廊下を進んだ左側が浪漫のトンネル】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【その「浪漫のトンネル」。何と山をくり抜いて掘ったトンネルです。突き当りが1台目のエレベーター】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【エレベーターが開くと異空間への扉みたい?!。やはり「千と千尋の神隠し」か?!。実際に宮崎駿監督も宿泊されたようです】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【浪漫のトンネルのエレベーターで2階から4階へ上り、もう1台のエレベーターを探します。ここは「山荘」という建物、国登録文化財。因みに本館は群馬県重要文化財】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【ここはまだ4階。こちらは佳松亭につながる廊下なのでキレイです(笑)。この先にエレベーターあり】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【佳松亭5階、奥の廊下を進むと露天風呂「杜の湯」に到着。ここまでは廊下迷路でした】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【杜の湯の露天風呂。『積善館HPより』拝借。外が寒かったのでぬるかったですが、やはり露天風呂は最高です。全部で5箇所風呂があるのですが、結局は広々とした元禄の湯とこの露天風呂に5回浸かってしまいました。しかもほぼ貸し切り状態】

【風呂上がり、さぁ、階段迷路の始まりです。果たして部屋に戻れるのでしょうか!?】

【雰囲気のある階段。この先に渡り廊下あり】

【上の画の階段から続く渡り廊下を外側から撮影】

【またまた階段。もう何処だかわかりませんが、たぶんこの先には「釜爺」が居ると思います】

【岩風呂に続く階段。とにかく階段と廊下の連続。しかも同じ階でも2~3箇所に階段があったりで、なかなかの迷路具合です】

【「岩風呂」。ここは時間指定で男女入れ代わりですが、その指定時間以外は混浴になりますので、ご注意を。女性専用時間は暗証番号で施錠できるとのこと】

【こちらは「無料貸し切り風呂、山荘の湯」。空いていれば誰でも入れますが、大きな風呂があるのにわざわざ狭い風呂に入る必要もないのでスルーしました】

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【その無料貸し切り風呂、山荘の湯。『積善館HPより』。もう1箇所、佳松亭に有料の貸し切り風呂もありますので、全部で5箇所の風呂ですね】

【映画やドラマの撮影などもたくさんあったようです。ここも階段の途中】

山肌に沿っての増改築なので、階段と廊下が多くて、露天風呂杜の湯には3回浸かりましたが、毎回行き方を悩みました。

その迷路具合も含めて、いや~、積善館最高、超懐かしい雰囲気満載、実に楽しめます。

夕食&夜景

【夕食は「積善弁当」、三段重や茶わん蒸しなどなどでけっこう豪華です。酒は持込みOKですが時間制限がちょっと厳しめ、18:00~19:00厳守です。通常は大広間での食事となりますが、自分で運べば部屋食も可能ですので、部屋にていただきました】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【夕食後はライトアップされた積善館の撮影タイム。この画が撮りたかったので大満足。絶対に「湯婆婆」が居ますよね】

【元禄の湯とお食事処積善やの渡り廊下もライトアップ。この後すぐに雨が降ってきたので、貴重な一瞬を確保できました。危ないところでした】

千と千尋の神隠し 四万温泉 積善館

【壱番館の前の庭もライトアップ。この水車はかけ流しの温泉で回っているようで、湯気がすごいです】

この後は部屋で少しまったりして、雨の露天風呂へgo。

湯上りには部屋の床暖房が暑くてまいりましたが、調節できないので仕方ありません、ビールで冷やします。

早めに寝て朝日のあたる積善館を期待しましょう

まとめ

東京駅から直通バスで来られるので、圧倒的に便利。

時間も4時間弱、バス内はフリーWi-FiとUSB電源も完備なので、暇つぶしもOK。

 

積善館本館も建物は古いですが、部屋はキレイでフリーWi-Fi完備でしたので、ソロ旅でも退屈凌ぎができます。

ご飯も美味しかったし、何よりも元禄の湯と露天風呂が最高。

温泉三昧を堪能できました。

 

2日目に続きます。

 

 撮影使用機材 オリンパス E-M1 & 12-45mmF4.0

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。