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キャンプ四方山話 懐かしいテントの話 ノースフェイスVE-24と雑誌記事

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【お気に入りのワンポールテント、旧パンダ。徒歩キャンプにピッタリの大好きなテントです】

ソロでソト遊び、ソロキャンプ歴4年、通算キャンプ歴20年以上の、ソロソトキャンプ管理人のサトシンです。

このブログはソロキャンプと旅や街歩きなどを発信していきたく開設しました。

ソロキャンパーとしては初心者ですが、少しでも管理人の経験が皆さんのお役に立てれば幸いです。

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2回にわたって管理人が独断で選んだソロキャンプ用のテントをご紹介してきましたが、今回は30~40年前に管理人が使っていた、懐かしいテントの記憶を辿ってみますが、雑談ですのであしからず。

 

 過去の懐かしいテント達

ノースフェイスVE24とモンベルムーンライト3型

年代的には1970年後半から1980年代、当時管理人はフライフィッシングにハマっていて、山奥のイワナとヤマメの渓流釣りをメインに、渓流のオフシーズンは本栖湖などでの湖の釣りをしていました。

 

山で野営テン泊をしながら釣りをしたり、ビールも凍る真冬の本栖湖洪庵荘でバンガロー泊をしながら、湖に立ち込んで釣れもしないアホな釣り(当時は楽しかったのです)をしていたのもこの時期です。

 

その昔、最初に使ったテントはオレンジ色の三角テントで、2本のポールで立てる現在のツェルトのような物でした。

テントのグランドシート部分が一体化しておらず、サイドウォールと紐で縛るもので、もちろんたいした防水性能でもなかったので、雨対策でテントの周りにグルっと側溝を掘っていました。

 

その後、アウトドア―ウェアや用品を販売する卸問屋に勤め、扱いブランドでノースフェイスやモンベルなど現在も一流のアウトドア―製品をリリースしている会社の物を使うようになり、会社のサンプル備品だったか、友人のものだったか、はたまた自分で買ったのか、今となってはまったく忘れてしまいましたが、構造家、建築家、発明家であるバックミンスターフラー博士が開発したノースフェイスのVE24というドームテントのハシリのテント(Made in USA)を使っていました。

今でこそドームテントは当たり前ですが、何しろ三角テントしか使ったことのない自分には全てが衝撃的なスグレモノで、ずいぶんとお世話になったテントでした。

(当時のVE24を撮影した写真がなく、ネットで検索すれば画像はありますが、著作権の関係などで貼れませんので、興味があれば調べてみて下さい)

 

そのVE24は本当に素晴らしいテントでしたが、4本のポールスリーブ式で簡単とは言え、設営にちょっとしたコツが必要なテントでしたので、より簡単に立てられるムーンライト3型を買いました。

このムーンライトはモンベルのレジェンドとも言うべきテントで、確か1979年発売で、これは本当にムーンライトの名称通り、ひたすら釣りをした後の暮れかかった林道脇などでもアッと言う間に立てられる、実に設営撤収の簡単なテントでした。

超ロングセラーテントで、2020年には大幅なリニューアルで3型は無くなってしまいましたが、2型などは軽量化でさらに使い勝手の良いモデルとなったようですので、例えばオートバイツーリングなどで、目的地まで走りに走ってキャンプをして、翌日また次の目的地まで走るなどの設営撤収を繰り返す旅には、うってつけのテントだと思います。

(新型になって居住性はかなり上がったようですが、設営方法が旧型とは違い普通のドームテント的になったので、多少設営は手間がかかるような感じですが、それでも良いテントだと思います) 

 

それ以外にも何処かのサンプルの初期のゴアテックスのシングルウォールテントなども使いましたが、まだゴアテックスメンブレンが安定していなかった頃で、剥離の問題などもあり、何となく怪しみつつ使っていたような記憶があります。

 

懐かしい雑誌掲載記事

ところで、管理人は何かというと40年前と書きますが、バリバリの渓流フライフィッシャーマンだったのが1980年代ですので、野営などのハードなキャンプはその頃が最盛期で、その後はファミキャンなどになり、またその後は大病をしてアウトドア―活動から遠ざかり、キャンプを再開したのが還暦になってからなので、ほとんど浦島太郎状態で始めたのがソロキャンプです。

ですので、どうしても40年前頃の話が多くなってしまいますが、探したら釣り雑誌に掲載された懐かしい記事がありましたので、恥ずかしながら載せてみます。

 (こんな感じ↓↓)

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【1980年、正真正銘40年前、山形朝日連峰縦走釣り行脚の記事】

雑誌は1981年7月号ですが、前年の夏休みに行った釣り行脚の記事です。

一緒に行った友人がヨーロッパアルプスまで登ったアルピニスト(山ヤ)で

「夏の朝日連峰は『夏山JOY(当時あった登山雑誌名)』みたいなもので、女子でも簡単に登っている」

と聞かされ、その気になって行ったものの、夏山JOY女子達は軽装の山小屋泊、こちらは釣道具とビールで簡単に20kgオーバーとなったバックパックを背負って、山深い道なき道を行く野営テン泊渓流釣りという難行苦行。

何しろ

「もうすぐそこだょ〜」

と言われてから、600mも下らないと川の水音も聴こえないし、下ったら帰りは登りじゃん!!

しかも、その難行苦行でもたいした釣果が上がらず、しかたなく帰り道で寄った栃木で大物のヤマメが釣れたという

「最初から栃木で釣れば良かったじゃ〜ん」

的な記事でした。

まぁ、それでも山ヤの友人とでなければ、絶対に行かれなかった釣り行脚でしたし、今では本当に懐かしく楽しい思い出ですので、感謝感謝の山行でした。

 

そして、この時に使ったテントが上記のノースフェイスVE24だったな~、ということを思い出した懐かしい雑誌記事でしたので書いてみました。

  

あとがき

今回、懐かしい雑誌を探して書いてみましたが、たぶん今後も1980年代のキャンプ道具などの話を書いてしまうと思います。

しかし、温故知新、ひょっとすると今でもお役に立つ話もあるかもしれませんので、よろしければ今後もお付き合いいただけると嬉しいです。

 

ところで雑誌掲載写真のヘッデン(ヘッドライト)ですが、何とパナソニックになる前のナショナル製。

さすがにバンドが伸び伸びになったので、LED製に買い替えたら、小さくて軽くて明るくてビックリ(笑)、やっぱり浦島太郎状態ですね。

(こんな感じ↓↓)

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【ナショナルのヘッデン。浦島太郎の証明か?!】

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。