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ブロンプトン号 PEN-F&単焦点一本勝負で撮りたい 京都輪行旅 4日目・2021年10月30日 今宮~今熊野など


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【『今熊野観音寺』参道の『鳥居橋』。頭痛封じ、ぼけ封じ、知恵授けなどの御利益。紅葉で超有名な『東福寺』もここから近いが、実はこちらの今熊野観音寺さんも紅葉の名所】

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最近はインスタの投稿ばかりに気をとられていて、ブログがおろそかになっているsolosotocamp管理人のサトシンです。

 

京都輪行旅自分用メモブログの4日目も書いたので凝りもせずまた転載します。

 

毎回のように長いので、今回も途中でめげること請け合いですが、よろしければお付き合い下さい。

 

では、以下、自分用メモブログからの転載です。

 

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京都輪行旅行4日目である。

最終日なのであまり遠出はしないで、行ってみたかった店などを巡ってみようと思う。

では、写真とキャプションを。

 

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【まずはホテルの目の前、室町通りの『日吉神社』横のお地蔵様から出発。一説によると京都の町内の辻々に祀られているお地蔵様は5000以上とも言われているらしい】

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【その『日吉神社』。比叡山坂本の日吉大社の僧兵が担いで来た神輿をここに捨てて帰ったことから勧請された謂れとのこと】

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【こちらもホテルのすぐ裏手の『班女塚(はんじょづか)』。こちらも古い曰く因縁があり、未婚の女性が班女塚の前を通ると破談になるという噂もあるようなのでご注意を。その因縁は書くととても長いのでご興味ある方は「班女塚」で検索してみてね

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【若宮通りの『菅大臣神社』。菅原道真公をを祭神とする神社で生誕の地と言われて産湯を浸かった井戸があるが、京都には他にも烏丸通り「京都御所」の横に『菅原院天満宮』があり、そこにも産湯を浸かった井戸があるなど、いったいどっちなの?!みたいな所も多い気がする】

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【蛸薬師通りに『此付近本能寺址』の碑が立っていた。この先を左にまがると『本能寺址』の碑があるのだが、当日は行きそびれた。それと現在の寺町御池の『本能寺』は後に建てられたもので信長公の廟があるが、昨日通った出町柳の『阿弥陀寺』には信長公が眠る墓があるとされているし、やっぱり京都は謎が深い】

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【ウロウロと走っていたら『鳴虎・報恩寺』の境内に迷い込んでしまった。秀吉が寺宝の「鳴虎図」を聚楽第に持ち帰ったが、その虎が毎夜吠えて眠れず、寺に返したとの逸話があるお寺】

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【右側の建物が堀川寺之内、小川通りの『千利休居士遺蹟・不審庵』。表千家の代表的な茶室があるらしいし、この周辺は茶道に関するいろいろがあるようだが、当方まったくの門外漢なので街並みを見学しただけ】

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【その遺蹟の碑。今宮神社に向かおうと思って道迷いしながら走っているだけだが、あちこちで歴史に出会えるのが「京都だな~」と実感する瞬間。もっともその時は何だかわからずに、とりあえず写真だけ撮っていることも多いのだが、後で調べると由緒などがわかる】

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【堀川通り『水火天満宮』。水難火難避けの神といわれ地元の人には「水火の天神さん」と親しまれているとのこと。ここも偶然に通りかかったが、この偶然が楽しいのである

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【水火天満宮で御朱印を頂いたが、コロナ禍もあってか、書置きの御朱印を後で御朱印帳に貼る様式も増えた気がする】

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【ようやく『今宮神社』に到着。平安建都以前からあったといわれる社で、都が栄えるに従って疫病や厄災に悩まされ、それを鎮めるために御霊会が行われたうちの一社とのこと。他にも五代将軍徳川綱吉の生母桂昌院(もともとは八百屋の娘だった)の崇拝が厚かったことから、女性の玉の輿のご利益があるらしい】

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【今宮神社さんに前回お詣りした時に時間切れで食べられなかった名物「あぶり餅」を食べるのが本日の最初の目的】

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【今宮神社さんは時節柄、可愛らしい七五三詣でが多かった。こちらの店内に入ればお庭が見られるとのことだったが、天気も良いので店先の床几(しょうぎ)でいただいた】

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【お姉さん方が炭火で焼いてくれる「あぶり餅」。許可をもらって撮影】

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【白味噌仕立ての餡が美味。「かざりや(1637年・江戸時代創業)」と「一文字屋和輔(一和・1000年・平安時代創業)」があるのだが、今回は店先に自転車を停めさせてくれた「かざりや」さんで食した。500円也】

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【こちらは「一和」さん。どちらも老舗、歴史ある佇まいで素晴らしい。「一和」さんでも味くらべで食べようかとも思ったのだが、この後に食べたいものがあったので、また次回のお楽しみにした】

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【『持明院仙洞御所跡』の碑。藤原基家(1132年~1214年)の邸宅跡とあったが、この時代の歴史に詳しくないので誰だかわからない・・・。まぁ通った道の記録として。上京区新町通上立売上ル西側

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【室町通りの『福長神社』。京都御所の近くで、もともとは御所の井戸を守護する神様であったとされるご祭神を祀るとのこと】

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【こちらも室町通りの『本田味噌本店』のシブイ佇まい。白味噌を買おうか迷ったのだが、持って帰るのが重いので断念。前日に買えればヤマト便で送ってしまえたのだが・・・。近くには醤油の老舗『澤井醤油』もある】

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【京都御所蛤御門の前の『護王神社』。足腰の守護神なので自転車乗りとしてはお詣りしない訳にはいかない。と言っても以前にも何回も参拝しているのだが、すぐ横に友人の経営するスポーツ用品店があるので寄ってみたが、残念、留守でした】

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【こちらの神使は猪。平安京の建都に貢献された和気清麻呂公(わけのきよまる)が山道で刺客に襲われた時に300頭の猪があらわれて清麻呂公をお守りしたと言うご由緒。その後、清麻呂公の悩んでいた足の萎えが治ったので猪が神使となったとのこと】

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【『聚楽城上杉景勝屋敷跡』の碑。聚楽第の武家地があったとされるこの辺りは、景勝の他に直江兼続や加藤清正の屋敷などがあったようで、遺蹟がたくさんあるらしく、そのうちの一つだが道迷い中で場所はわからず】

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【本日の昼飯の目的地『東寿司』。何かのテレビ番組かYouTubeか本で見たのか忘れてしまったが、行ってみたかった千本通りの京寿司屋さん。お母さんと娘さんで切り盛り。許可をもらって撮影】

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【とても綺麗な京ちらし。時節柄でテイクアウトもしているが、せっかくなので店内でいただいた。美味美味。店は90年以上の歴史とのことだが、お母さん曰く「京都では90年程度ではまだまだです」。そりゃあ、あぶり餅の一和さんなどは平安時代だものね〜。でも90年もとんでもなく立派ですょ。また再訪したいお店が増えた】

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【下立売通りの油の老舗『山中油店』。ここは以前に通ったことがあるのだが、名物の胡麻油を買わなかったことを後悔していた店なので、今回は購入。この辺りは平安京の北東の位置だったようで、平安京の遺蹟なども多くある。因みに古地図で見ると現在の京都御所が平安京の北東の角】

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【購入した「玉締めしぼり胡麻油」。和のエキストラヴァージンオイル、サラっと軽い感じでサラダなどにかけても美味しい。756円也】

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【『医徳山薬師院(こぬか薬師』にて疫病退散を祈願。ご本尊は薬師如来で「一切病苦の衆生、我が前に来たらば諸病ことごとく除くべきに、来ぬか、来ぬか」とお告げがあったとのこと。釜座通二条上ル大黒町】

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【堺町通松原下ルの『鉄輪ノ井(かなわのい)』と『命婦稲荷』。ここは民家に挟まれた私有地の路地で、見つけるのに苦労したが、この扉を開けて中に入らせてもらえる】

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【別れたい相手にこの井戸の水を飲ませると縁切りできると言う言い伝え。現在は井戸は枯れているが、ペットボトルをお供えして、その水を飲ませることで井戸水の代わりとなるらしい。しかし、後に『命婦稲荷』と言われる縁結びの神様を勧請して祀り、バランスをとったらしい?!。そういえば祇園の建仁寺近くの『安井金毘羅宮』も縁切り、縁結び両方を兼ねているので、やはりバランスが大事なのかもしれないね】

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【五条大橋西詰の『牛若丸と弁慶』の像。♬京の五条の橋の上~、大のおとこの弁慶は~、長い薙刀ふりあげて~、牛若めがけて切りかかる~♬。ちょっと弁慶が可愛すぎる像ではある】

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【正面橋で鴨川を東に渡ると京菓子司『甘春堂本店』があったので、現在は消失しているが、秀吉が建立した京大仏への参道由来の名物を復元した「大仏餅」を購入。1個130円也】

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【右が大仏餅、左は前日に買った『御鎌餅大黒屋』の鎌餅。どちらも美味しかったょ】

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【川端通りをグイグイ下って、九条通りから『御寺泉涌寺』に向かう泉涌寺道をグイグイ登って『今熊野観音寺』まで来た。坂道の登りがキツかった・・・】

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【今熊野観音寺は紅葉の名所でもあるが、まだちょっと早かったのが残念。それでも鮮やかに紅葉していた一本だけを撮っておく】

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【本日の最終目的地、今熊野観音寺境内の『ぼけ封じ観音』様。実は何度も来ているが、その都度「ぼけ封じ」の祈願をしている。「何卒何卒、ボケませんように。よろしくお願いいたします」】

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【京都輪行観光終了。無事に京都駅まで戻って来た。さて、ブロ号を畳んで新幹線に乗ろう】

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【帰路も「特大荷物スペース付き座席」が予約できたので、輪行楽々】

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【東京駅到着。ブロ号をセットしてナイトポタ、もう夜は寒いし気をつけて帰りましょう】

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さてさて、3泊4日の京都ブロ号輪行旅だったが、ほぼ目的も達成して無事に終了。
一度は持って行きたかったブロ号での京都ウロウロポタ散歩は実に楽しかった。


前回まではほとんど徒歩か、たまにバスや電車に乗る旅だったが、京都は狭いので自転車で巡るのが最適だろうと思っていたが、実際に自転車だと何処に行くにも超便利で、なかなか行きづらいような場所にも躊躇なく行かれた。


まぁカミさんと行く場合は無理だが、一人旅ならば絶対にまたブロ号輪行にしようと思った次第。

次はいつ行かれるだろうか!?。
コロナ禍はどうなっているだろうか!?。 
疫病退散‼、疫病退散‼。

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4日目の費用

御朱印
・水火天満宮 500円
(小計 500円)

食事など
・かざりや あぶり餅 500円
・東寿司 京ちらし 1,030円
・志津屋 カルネなど 423円
・新幹線 コーヒー 370円
・ペットボトル 160円
(小計 2,483円)

お土産など
・山中油店 胡麻油 756円
・甘春堂 大仏餅 260円
・井筒八ッ橋 八ッ橋 1,857円
(小計 2,873円)

合計 5,856円

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4日間の費用合計

JTB旅費 36,600円
御朱印など 6,500円
食事など 19,697円
お土産など 12,873円
ヤマト便など 3,400円

総合計 79,070円

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走った距離 

Dst 35.22km

4日間の距離合計 

Dst 126.82km

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管理人的にはとても良い輪行旅でしたが、有名な神社仏閣の拝観などはほとんどせずに、普段あまり観光客が行かないような神社さんや場所を中心に巡りましたので、一般的な京都観光案内的にはなっていません。

しかも、とんでもなく長いブログを最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

またポタ散歩などをしたら書こうと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。