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山岳キャンプに最適なテントは? モンベルクロノスドーム2型vsプロモンテVL-26

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【ライトトレッキング用山岳テントではベスト?!。クロノスドーム2型】

ソロでソト遊び、ソロキャンプ歴4年、通算キャンプ歴20年以上の、ソロソトキャンプ管理人のサトシンです。

このブログはソロキャンプと旅や街歩きなどを発信していきたく開設しました。

ソロキャンパーとしては初心者ですが、少しでも管理人の経験が皆さんのお役に立てれば幸いです。

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以前に「山岳テントにベストマッチはどのテント」と言う記事を書きましたが、今回は管理人が使った2種類のテントについてメリットデメリットなどを書いてみます。

以前の記事はこちらから

使用テントは下記の2種類です。

  1. モンベル クロノスドーム2型
  2. プロモンテ VL-26

管理人使用のテントを紹介

1. モンベル クロノスドーム2型 

(こんな感じ↓↓) 

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【上高地小梨平キャンプ場ソロキャンプ。管理人のフェイバリットキャンプ場です】

実は管理人的にはほとんどデメリットがないのですが、一応メリットデメリットを考えてみましょう。

メリット 
  • とにかくコストパフォーマンスが良い
  • バーティカル・クロス・システム採用で天頂部分が広い
  • 吊り下げ式インナーテントで、風があっても設営撤収が簡単
  • 2人用だが一般的な山岳テントに比べると断然広い
  • 長辺側に出入口があるので、出入りがしやすい
  • 前室も広くて、登山靴やバーナーなども楽々置ける
  • ダブルウォールでしかも通気性が良いので結露しにくい
  • 難燃性素材の生地なので、めったにテント内で調理等はしないがそれでも安心感あり
  • 付属のペグがしっかりとしているし、本数も揃っている
  • ポール破損時の補修用パーツも付属している 
デメリット
  • 多少重い
  • ナチュラル系の色がない(見慣れればブルー系もキレイ)
  • モンベルのステラリッジほどではないが、人気テントなのでかなりの確率で他の人とカブる 
クロノスドーム2型を選択した理由

モンベルは以前の会社での扱いブランドでもあり、かれこれ40年前に発売間もないムーンライト3型を愛用して絶大に信頼していたことで、今回も使い勝手が良く、しかもコストパフォーマンス抜群のクロノスドーム2型をチョイスしました。

実は購入前に背負って歩くには若干重いかなと思ったのと、色がブルー系とオレンジ系しかなく、オートキャンプと徒歩キャンプで使っているベージュ系と比べてナチュラ感がないので少し迷ったのですが、結局はコストパフォーマンスと信頼性でクロノスドームを買いました。

 

一応比較検討したのは、同じくらいの大きさで色がナチュラル系のニーモのアトム2を候補にしましたが、重さは若干クロノスドームが重いくらいで、最終的にはコストパフォーマンスを優先しました。  

まとめ

一晩中の豪雨にも遭遇しましたが、まったく浸水などはありませんでしたし、重さとの反比例で生地が厚いので、多少雑に扱ってもぜんぜん大丈夫な信頼性は抜群です。

では、何故プロモンテのVL-26に買い替えてしまったのか?!

それは管理人がヘタレなので、少しでも軽くしたいと血迷ったからです・・・。

しかし、買い替えた今になって考えると、VL-26は管理人にはオーバースペックで、買い替えるほどの必要はなく、クロノスドームで充分でした。

その理由等は下記で。

 

2. プロモンテVL-26

(こんな感じ↓↓)

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【プロモンテVL-26、上高地横尾野営場にて。いかにも山ヤっぽい雰囲気ですが、実はヘタレです】

 ヘタレな管理人には、基本的にオーバースペックでしたが、メリットデメリットを考えてみましょう。

メリット 
  • 山岳テントとしては一般的な重さだが、そこそこ生地が厚めなのは頼りがいあり
  • 吊り下げ式とポールスリーブ式のハイブリットインナーテントは風があっても設営撤収が簡単
  • 長辺側に出入口があるので、出入りがしやすい
  • ダブルウォールなので結露対策にも有利
  • フライシートがナイロンではなくポリエステルなので濡れても乾きがはやい
  • 付属のペグがしっかりとしているし、本数も揃っている
  • 冬用スノーフライも別売で用意されている
  • あまり他の人のカブらない(人気がないとは言っていない)
デメリット
  • 後ろ側の通気口がつぶれる仕様なので、多少通気性が良くない

(こんな感じ↓↓)

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【いつも同じ景色ですが、毎回ここが管理人のベストポジション】
  • 他にはこれと言った不満点はなし 

良いテントだと思います。

VL-26を選択した理由

紅葉の涸沢カールに行きたかったのですが、人気の紅葉時期の山小屋は超混雑で、一つの布団に2~3人で寝るのが当たり前などと言われていて、それでは寝つきの悪い管理人は絶対に一睡もできないので何とかテントを背負って行こうと思い、クロノスドームよりも軽いテントにしたい、と言う単純な理由で買い替えてしまいました。

しかし、2020年はコロナ禍で山小屋も利用客の減少で苦難続きでもあり、感染予防対策もしっかりされていると言うことで、多少なりとも応援の意味も込めて山小屋泊にしたので、結果的に軽いテントにする必要はありませんでした。

(もちろん半分は言い訳です。実際にはテント装備を背負って登れる自信がなかった・・・)

それでもやはり800g程度ですが軽くなったメリットもあり、上高地は標高1,500mの山岳地域ですので、VL-26の使用シーンとしては納得しています。

 

購入の際に比較検討したテントは、同じく長辺側に出入口があるアライテントのトレックライズでしたが、トレックライズはポールスリーブ式だったので、強風下でより設営の簡単な吊り下げ式とポールスリーブ式ハイブリットのVL-26を選択しました。

まとめ

もう買換えてしまったので、今更どうこう言うこともありませんが、やはり自分の体力でテント装備を背負って山に登れるか登れないかを的確に把握していて、山小屋泊とのコンビネーションも考慮するならば、クロノスドームで充分と判断したと思います。

管理人は25年来の散歩人なので、旅行などで平地ならば20km程度を3〜4日続けて歩いてもまったく平気なのですが、やはり山登りの体力とはまったく違うと思い知った涸沢カール山行でした。

(こんな感じ↓↓)

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【涸沢カール、紅葉最盛期には若干早かったようです】

でも一度登って雰囲気はわかったし、せっかく買ったのだからVL-26を持って登りたいという願望はあるので、ひょっとするとリベンジもあるかも・・・。

3. クロノスドーム2型とVL-27の基本データ比較

モンベル クロノスドーム2型
  • 本体サイズ 220cm×130cm×105cm
  • 収納サイズ 35cm×17cm(本体) 44cm×6cm(ポール)
  • 重量 2.18kgテント本体 (2.43kgペグ14本、張り綱5本、補修パイプ1本含む)
  • カラー スカイブルー ゴールデンオレンジ
  • 価格 25,080円(税込み)
  • オプション 専用グラウンドシート 価格 3,773円(税込み) 331g

価格等は2021年3月現在

プロモンテ VL-27

現在はVL-26からVL-27にモデルチェンジしていますので、データはVL-27のものです。

  • 本体サイズ 205cm×120cm×100cm
  • 収納サイズ 25cm×15cm(本体) 43cm×9.5cm(ポール)
  • 重量 約1.3kgテント本体 (1.49kgペグ12本、張り綱4本含む)
  • カラー サックスブルー
  • 価格 52,800円(税込み)
  • オプション 冬季用フライシート 29,700円(税込み)
  • オプション 専用グラウンドシート 4,510円(税込み)

価格等は2021年3月現在 

まとめ

重量はクロノスドーム2型が約940g重くなっていますが、本体が15cm×10cm×5cm大きくなっています。

VL-27で重さを減らすか、クロノスドーム2型の頭上の広さを含めた快適な室内長を取るかの選択になってしまいますが、価格も倍ほど違うので、管理人としてはハードな登山でなければ、モンベルクロノスドーム2型で充分と感じていますが、それでも軽量化の誘惑には勝てませんでしたので、現在はプロモンテVL-26を満足して使っています。

 

あとがき

以前の記事にも書きましたが、もちろん上記以外にも素晴らしいテントが各メーカーから発売されています。

管理人使用のテントについて書いてきましたが、ライトトレッキング用と本格登山用で一番の差は重量になります。

もちろん徒歩キャンプには軽い方がありがたいですが、それ以外にコストパフォーマンスも大切な要素ですので、他のメーカー、モデルも含めて、皆さんにピッタリなテントを探してみて下さい。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。