カメラ四方山話 Nikon『Zfc』 発売の衝撃!! ポチる寸前で思いとどまるが、何と中古の『PEN-F』をポチってしまった話
暑すぎて放心状態のsolosotocamp管理人のサトシンです。
前回、インスタグラムにハマった話を書きましたが、今回は新たな物欲の顛末の話です。
『目次』
ニコン『Zfc』発売の衝撃
先日、カメラメーカーのNikon(ニコン)からレトロなフィルムカメラライクなデザインの『Zfc』が発売されました。
衝撃を受けました。
うろたえました。
浮足立ちました。
血迷いました。
何故ならば、管理人のカメラライフは親父のニコン『Fフォトミック』から始まり、自分で買った最初のカメラが『FE2』だったので、ニコンには強い思い入れがあるのです。
1980年代、もちろんフィルムカメラ時代です。
現在は小型軽量で防塵防滴性能に優れるオリンパスのカメラを愛用していますが、頭の片隅には常にニコンのカメラに対するある種の"憧れ感"があります。
しかし、最近のニコンのデジカメデザインが好きになれず、レトロ感のあるオリンパスのデザインが良いと思っていたところに、ニコンの昔の名機『FM』からインスパイアされた『Zfc』が発売。
これには本当に衝撃を受けて、うろたえました。
ニコンさんとしては、カタログなどを見てもこの『Zfc』はカメラ女子向けのオシャレ感で押しているようですが、巷では「ジジイホイホイ機」と言われていて、実際にオッサンとジジイ達がこぞって予約に殺到して、生産が追いつかないらしいほどのカメラです。
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管理人はカメラは中古(最新性能が必要ないので)を買うことが多く、新発売のカメラを買うことはあまりないのですが、今回の『Zfc』にはまいりました。
早速、いつも利用しているカメラ店「マッ〇カメラ」のサイトを確認すると、あるではないですか、「ジジイホイホイ機」の『Zfc』の購入欄が。
まんまとホイホイされたジジイの管理人は早速購入するつもりで必要事項を入力、 最後の"注文確定ボタン"で、マウスをクリックする人差し指が緊張でプルプルと震えるところまでいきました(大袈裟な)。
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しかし、そこで思いとどまりました。
何故なら『Zfc』のセンサーサイズがAPS-Cだったから。
以前にこれもクラッシックなイメージの富士フィルムのAPS-Cのミラーレス一眼を使っていたのですが、よりレンズが小型軽量のm4/3のオリンパスにチェンジしたのに、またAPS-Cに戻ることに躊躇したのです。
センサーサイズの大きさではAPS-Cの方が大きくて、立体感のある写真が撮れる(こともある)のですが、管理人のブログとインスタグラム用のJPEG撮って出しの写真程度では、m4/3でも充分過ぎるほどの実力で、もっと言えばミニミニセンサーのコンデジでも、さらに言えばスマホでも似た様な見た目の写真は撮れるので、要はセンサーサイズは何でも良くて、カメラとレンズが小型軽量な事が一番重要でした(体力的に)。
(以前にニコンの『Df』が出た時も一瞬ときめいたのですが、大きくて重いフルサイズは管理人には論外でした)
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実はその後、某カメラ店で『Zfc』の実機に触ってきましたが(上のZfcの写真)、ちょっとプラスチッキーと言うか、かなり"軽い"感じ。
キットのズームレンズの外装とボディー底面がプラスチックなのも影響していると思いますが、持った感触の金属感はほぼ無し・・・。
軽くするには仕方ないのでしょうが、昔の『FE2』のイメージだったので、何となく拍子抜けしてしまったのが本音でした。
デザインは本当に素敵なのですが・・・。
オリンパス『PEN-F』中古購入
と言うことで、何とか『Zfc』の購入は思いとどまりましたが、ポチる寸前までいったので、何だか物欲に火がついてしまい、他のカメラを物色することに・・・。
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「マッ〇カメラ」のサイトを見ていたので、ついでに『PEN-F』の中古(2020年に製造終了)を見たら、物欲全開になってしまい・・・。
以前からずっと「いつかは買おう!!」と思っていた『PEN-F』。
何度もショッピングカートに入れたり削除したりを繰り返していたのですが、今回は『Zfc』をポチるところまで行ってしまったので、血迷った勢いで『PEN-F』をポチってしまいました。
いつもはオリンパスの『E-M1』を使っているので、グリップの握りやすさや、アウトドアや雨の日の安心感から言ったら、防塵防滴の『E-M1』に100%軍配が上がるのですが、やはりジジイ的には『PEN-F』デザインに惹かれてしまいます。
それに、最近のカメラはどれを選んでも性能的には素晴らしいので、
「カメラは見た目で選べばよい」
と言う有名カメラマンさんの言葉もあるようだし、好きなデザインのカメラならば、この熱暑でも持ち出すモチベーションがアップすること請け合いです。
しかも、ポチったのは12mmF2.0(換算24mm)付きのレンズキット・・・。
実際には12mmを含むズームレンズは持っているし、明るい単焦点レンズも17mmF1.8を持っているので、ブログとインスタグラムの投稿程度では、"素晴らしく高性能"と評判の12mmF2.0はほとんど「猫に小判」なのですが、何しろほら、クラッシックなデザインの『PEN-F』には小さな単焦点レンズが似合うので、ブロンプトン号撮りには一番使用頻度の高い画角の12mmだし、ついついポチっと・・・。
あとがき
まさか、このタイミングで『PEN-F』の中古をポチるとは思ってもいませんでしたが、製造終了で今後は程度の良い中古も減ってくるだろうから・・・。
ちなみにシャッター回数は4338ショット、見た目もほぼ新品同様の個体だったので、5年越しの恋が実ったと言うことで。
小さいながらも金属外装のズシっとした感触や、小さく「ヵシャ」と切れるシャッター音も最高。
管理人的には高価な中古カメラでしたが、もうジジイだし、これが「終のカメラ」と言うことで、自己弁護しています(笑)。
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昨年、オリンパス社自体がカメラ事業を売却するとのことで、一時は存続が危ぶまれていたオリンパスブランドですが、『OMデジタルソリューションズ』と言う新会社になり、新機種の『PEN E-P7』も発売されて、とりあえずは一安心できそうなタイミングでの『PEN-F』の購入。
実は『PEN-F』の後継機が発売されたら買おうかと思っていたのですが、発売された『PEN E-P7』はEVF(電子ビューファインダー)がありませんでした。
EVFがないと明るいところで撮るのに苦労するので、中古の『PEN-F』の購入となってしまいましたが、結局のところはずっと『PEN-F』が欲しかったのだと思います。
しかし、いつものことですが「マッ〇カメラ」、恐るべし。
以後は気をつけます、はい。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。