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上高地・小梨平ソロキャンプ 1日目 その① 上高地到着~河童橋~小梨平キャンプ場 梅雨の時期、それでも行きたい上高地

上高地 小梨平 ソロキャンプ 徒歩キャンプ 穂高連峰

【「また来たょ、上高地」約9ヶ月ぶりの上高地は、思いがけずも快晴が迎えてくれました。いつ見ても穂高連峰は雄大です】

 

コロナ禍はまだ収まりませんが、緊急事態宣言が解除されたタイミングで3泊4日の上高地ソロキャンプに行って来ました。

昨年の9月末の紅葉の時期に涸沢カールに登って以来、約9ヶ月ぶりの上高地ですが、この梅雨真っ最中の上高地、はたしてどんなキャンプになったのでしょうか・・・。

 

『目次』

 

まえがき

3泊しましたし、写真もずいぶんと撮りましたので、数回に分けて掲載しようと思いますが、何しろ梅雨時で天気が安定しませんでしたので、テント生活を楽しむ、ステーキを焼いてキャンプ飯を作るなどの、いわゆるキャンプブログではなく、テントに泊まって上高地の景勝地を散策する、観光ブログの様な感じになりそうです。

まぁ、上高地の紹介ブログだと思いながら、ご覧いただければ幸いです。

上高地 小梨平ソロキャンプ 1日目 2021年6月30日水曜日

上高地到着 

バスタ新宿 

【6月29日火曜日の夜にバスタ新宿から上高地直行の夜行バスで出発です。新宿は雨、先行きが不安です】

コロナ以前は東京駅からも上高地直通夜行バスが運航されていましたが、昨年から新宿発のバスしか運航されていません。

バスは『アルピコ交通・さわやか信州号』でバスタ新宿を22時25分に出発して、明朝05時30分頃には上高地バスターミナルに到着です。

今回の乗客は管理人を含めて4名、三密にはなりませんでした(笑)。

さわやか信州号のHPはこちらから

sawayaka.alpico.co.jp

上高地

【定刻通り05時30分に上高地バスターミナルに到着です。多少曇ってはいますが、雨ではないので嬉しいし、楽しみです】

『さわやか信州号』は日程にもよりますが、新宿~上高地、横3列グリーンカーでも片道1万円前後。

上高地はマイカー乗り入れ禁止なので、車、電車どちらにしても最後はバスかタクシーになるので、それを考えると直通夜行バスはソロキャンプには便利で安価だと思います。

 

上高地

【バスターミナルはもちろんまだ店舗等はオープンしていません。誰も居ないし・・・】

【梅雨時期ですので、テント内で過ごす時間が長くなることを想定して、山岳ソロキャンプとしては大型となる小川キャンパルのステイシーST-2を選択したので、ザック一つではちょっとキツイ。キャリーバッグと併用です】
【ステイシーST-2は本来2~3人用のテントなので、1人で使うにはとてもゆとりがあり、前室も広く雨の日も過ごし易い「ソロキャンプ最強」と噂されるテントです。小川キャンパルは古くからのテント専業メーカーですので、機能性はもちろん、信頼性も抜群、多少重いのと高価なのを我慢すれば、本当に安心して過ごせる良いテントだと思います】
 
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小梨平キャンプ場は上高地バスターミナルから徒歩10分程度、道も悪くないので、ザックとキャリーバッグで楽々行かれます。

アルピコ交通は空いていればバッグ等2個でも問題なく乗せてくれますので(バス会社によってはバッグは1個と制限している会社もあります)、今回はこの組み合わせを選択しました。

重量はザックが約12kg強、キャリーバッグも約12kg強で、合計約25kgになってしまいましたが、いつもはザックだけでも16kg以上あるので、分散されている分、実に楽でした。

今後は、この組み合わせが多くなりそうな予感の、軟弱キャンパーであります。

因みに使用ザックはグレゴリー『パラゴン58』、キャリーバッグはイーグルクリーク『ギアウォリアー42』。

【グレゴリーはザックのロールスロイスと言われていて、管理人の体型とベストマッチなのでしょう、12kg程度ではまったく肩に負担がかからず、重量を背中と腰全体で背負うような、もっと言うと背負っていないような感覚で、ほとんど疲れ知らずで歩けます】
 
【イーグルクリークのギアウォリアーは容量やタイヤの形状によって数種類あり、管理人はこの42リットルモデルの他に、大容量97リットルのモデルも所有していますが、97リットルならば今回の装備すべてを収納できます。ただし、約25kgを分散せずに引いて歩くよりは、ザックとの2個に分散する方が楽なので、今回は2個持ちにしました】 
 
 
  
 河童橋

上高地バスターミナルからほんの5分ほどで『河童橋』に到着です。

上高地 河童橋

【上高地といえば『河童橋』。正面に穂高連峰が出迎えてくれる日本有数の山岳景勝地ですが、まだ6時前、早朝なのでまったく無人。夜行バスで来ると割とこの誰も居ない瞬間が撮りやすいので、お薦めですょ】

上高地 小梨平 ソロキャンプ 徒歩キャンプ 穂高連峰

【河童橋から『梓川』を振り返れば、活火山の『焼岳』の雄姿が望めます。その梓川の流れは本当に清冽です】

 

小梨平キャンプ場

お約束の河童橋も撮ったし、小梨平キャンプ場に向かいましょう。

上高地 小梨平 ソロキャンプ 徒歩キャンプ 穂高連峰

【小梨平キャンプ場までの道はおおむねこのように整備されていますので、キャリーバッグでもぜんぜんOKです。見えている橋は清水川に架かる『清水橋』】

上高地 小梨平 ソロキャンプ 徒歩キャンプ 穂高連峰

【その『清水川』、バイカモが繁茂する清流。湧き水で常に澄んでいて、また凍結しないので、冬季に上高地で雪中キャンプなどをする人達の水源にもなっています】

上高地

【小梨平キャンプ場入口です。多少砂利道ですが、それでもキャリーバッグをまったく問題なく引いて行けます】

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【小梨平キャンプ場内を流れる中川に架かる『中川橋』。この橋以外に『焼見橋』『穂高橋』『小梨橋』『奥小梨橋』があり、どれを渡ってもOKです】

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小梨平キャンプ場の案内図を貼っておきます。

(小梨平キャンプ場内施設等のブログ掲載は許可をもらっています)

上高地

【小梨平キャンプ場案内図】

テントサイトはたくさんありますが、穂高連峰をテントから直接拝めるのは、案内図上側の梓川沿いの『Kサイト』と『Lサイト』になりますので、管理人は空いていればいつもKサイトに張っています。

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小梨平キャンプ場、Kサイトに到着です。

上高地 小梨平 ソロキャンプ 徒歩キャンプ 穂高連峰

【そのKサイト正面がこの景色、穂高連峰。もうね、これだけでもここまで来た甲斐があるってもんですょ。晴れて良かった~~~】

さあ、テントを張っていきましょう。

上高地 小梨平 ソロキャンプ 徒歩キャンプ 穂高連峰

【はい、設営完了。って簡単に書きましたが、実はステイシーST-2を張るのが、昨年の8月に行った中禅寺湖以来だったので、グリーンのグラウンドシートを敷き忘れる凡ミスで張り直すという、ちょっと苦戦をしてしまいました】

上高地 小梨平 ソロキャンプ 徒歩キャンプ 穂高連峰

【何しろ貸し切り状態です。小梨平には毎年来ていますが、こんなに誰も居ないことは初めてで、嬉しさ半分、寂しさ半分って感じですかね。奥に管理棟や食堂、売店、風呂などがあります。(小梨平キャンプ場の紹介はまた別途書きます)】

上高地 小梨平 ソロキャンプ 徒歩キャンプ 穂高連峰

【それでもテントの目の前に広がる穂高連峰を眺めれば、「来て良かった・・・」と思える瞬間。やっぱりKサイトが大好きです(笑)】

上高地 小梨平 ソロキャンプ 徒歩キャンプ 穂高連峰

【テントも無事に張れたし、まだ9時半。ちょっと曇ってきましたが、コーヒーで休憩してから昼食を食べに散策に出かけようと思います】

 

散策編は次回、1日目その②に続きます。

 

あとがき

今回はテント設営まででかなり長くなってしまったので、この後の上高地散策編は次回としたいと思いますが、梅雨時にも関わらず、晴れ間が広がっている間にテント設営ができたのはラッキーでした。

 

しかし、梓川上流の『明神池』を目指して歩いて行く間にどんどん天気が崩れてきて、明神池ではついにドシャ降りに・・・。

本当に山の天気は変わりやすいですが、まぁそれが山なので・・・。

 

撮影使用機材 オリンパス TG-6

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。